『一人一言』を力に
職場からたたかう 2012年春闘
本部オルグ
−全国7都市 146名が参加−

2012.2.15 広島 オルガナイザーは及川副書記長
2012年2月15日・広島でのオルグ参加のみなさん、オルガナイザーは及川副書記長 その他全国7都市で開催した


 2月14日から24日まで、全国7都市(東京、大阪、札幌、横浜、名古屋、広島、福岡の地協・地協連絡会)で、2012年春闘本部オルグを行いました。役員・組合員計146名が参加しました。本部常任メンバーがオルガナイザーを務め、すでに職場に提起している春闘方針について、「第86回中央委員会議案」、「機関用討議資料」などを活用して、とりまく情勢とともに説明を行いました。オルグの中では、直前に到達点を築いた日新支部の12月臨給闘争の経過と成果が説明され、「今春闘をたたかう力にしよう」という声も多く聞かれました。政治・経済情勢から損保の置かれた状況も明らかとなり、経営の危機感が強まる情勢のなかでも、「一人一言」に書かれた職場の声や実態を土台にたたかう2012年春闘方針が確認されました。


2012.2.14 横浜オルガナイザーは西田常任 2012.2.16 福岡オルガナイザーは浦上委員長 2012.2.14 東京オルガナイザーは荒木副委員長
2012.2.14 横浜
オルガナイザーは西田常任

2012.2.16 福岡
オルガナイザーは浦上委員長

2012.2.14 東京
オルガナイザーは荒木副委員長

 参加者からは、「会社を問わず『歪み』を抱えていることが分かった」、「一人ひとりの思いを出し合って一緒に頑張っていこう」などの感想が出され、地域で損保に働く仲間が集まって、語り合うことの大切さを実感するとともに、これから始まる春闘を職場や産業を健全にするたたかいにしようと意思統一がはかられました。
 「『一人一言』を力に、職場からたたかう」をスローガンに、「一人一言」運動にも引き続きとりくむ2012年春闘。激変する情勢のもとで、自らの手で明日をつかむため、一人ひとりの思いにたって、主張を力に職場からたたかいましょう。


参加者の感想と一人一言より
先の東日本大震災で、社会的に評価を受けた補償機能をしっかりと再認識し、それを経営の根幹に据える、そんな会社経営をしてもらいたい。そしてその声を、この「一人一言」に集めて伝えてもらいたい。
お客様に「入っていて良かった」と思われる商品を提供し続けられる会社であって欲しい。ただ、イキイキと誇りを持ちながら働きたいんです。
要員削減により適正な業務量を超えていると思う。事案を処理することが目的であり、その内容については妥協せざるを得ない。仕事の存在意義がよく分からなくなっている。
若手や独身の営業担当者は、毎週のように休日も出勤している。それを知って管理職は「休日に出てくるな」と言う。矛盾ばかり。
今の政治や財界の動きを見ていると最悪の事態を招くのではと危惧せざるを得ない。もうそろそろ皆が立ちあがらないと手遅れになる。そのことからも、労働組合が役割を発揮して生活向上、景気回復に向けてとりくみをすすめることを切望する。
初めての参加でしたが、情勢の話を始め、考え方に至るまで勉強になりました。率直に「こんな場があったんだ」というのが感想です。あきらめてはいけないし、一人ひとりの「声」を大切にしないといけないと感じました。こういったつながりを大切にしていけたらと思います。
先日久々に地協の会議に参加し、社外の方と話すことにより、気が晴れました。各支部の方も共通の悩みを抱えていることも分かりました。今後も参加できる時には、全損保の集会に参加したいと思います。
集い、語り合う、その空間・時間が、今ほど大切な事はないと思います。職場の中で自分自身がもっと根づき、もっとグチを聞けるような存在になりたいと思います。

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