合対とりくみ交流会を開催

全労働・丹野さんの講演に理解深める


講演を聴く参加者

 12月22日、共栄火災会議室で、合対とりくみ交流会が開催され、各支部から33名が参加しました。この交流会は、長時間過密労働の実態改善や様々な「合理化」施策に対するとりくみ交流と、学習を通じて課題への認識を深めるため、毎年、この時期に実施されています。
 今回は、講師に、全労働省労働組合から丹野中執をお招きし、「ホワイトカラー労働をとりまく労働時間制度の変化と展開」と題して講演を受けました。丹野さんは、労働行政の重点課題や問題意識、対策の方向などについて、具体的に話を進め、参加者は、自らのとりくみに結び付けて実践的に学習を深めることができました。その後、早川浩史合対部長から、秋のたたかい「第1次集中月間」と今後の課題について報告・提起が行なわれ、本部、各支部のこれまでのとりくみの経過と、春闘に向けた構えや課題について、全体の意思統一をはかりました。

集団指導の実現求める
 損保産業の競争は際限なく激化してあり、職場の長時間労働も悪化したまま、改善されていません。実態改善のためには、労働行政のスタンスと結び付けた労働組合のとりくみが求められています。その観点から、現在、全損保では、労働行政に、長時間労働改善に向けた損保経営者への集団指導を実施するよう申し入れています。実現すれば、損保の職場全体の実態改善に向けた1歩になるはずです。今回の学習会で学んだ成果を踏まえ、全損保は、今後も努力を重ねていきます。





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