つどい、つながり、つよくなる
西日本ブロック会議を開催
写真:交流会でも盛り上がり
交流会でも盛り上がり


 7月5日、6日の両日、福岡市ホテル一楽で、6年ぶりに西日本ブロック交流集会が開催されました。広島地協と西日本ブロック交流集会実行委員会が主催し、この日に向けて7回の実行委員会を行い、準備を進めてきたものです。中四国、九州の組合員40名が参加しました。

写真:吉田委員長の講演
吉田委員長の講演


写真:「博多にわか」の松崎師匠
「博多にわか」の松崎師匠


講演で学習、「博多にわか」で笑いに沸く
 交流集会は全体会からスタートしました。開会のあいさつの後は、全損保吉田委員長が「損保で働くということ この組合にいるということ」と題して講演を行いました。委員長は、ふんだんな資料をスクリーンに映しながら、社会的役割を果たすべき損保がどのように変遷してきたか、この時代をどうみるか、労働組合の大切さなどを視野広く論じ、せっかく全損保という労働組合にいるのだからみんなで役立てようとよびかけました。
 この講演に引き続き、郷土芸能「博多にわか」を守る松崎紋太師匠が登場しました。人と人をつなぐ言葉の大切さを当意即妙に語った後、「にわか」の実演に。その名の通り、「にわか」に湧き出す即興の小話に、会場は何度も笑い声に沸きました。


2日目早朝に配布され「西ブロ-速報ダイジェスト」.pdf


話せた、聞けた 分散会
 集会では2日にわたって分散会が行われ、5つの班に分かれ、会社のこと、職場のこと、生活のことなど、自由に話し合いました。日頃は忙しく、不安や悩みは頭の中にたまる一方。この場では、ざっくばらんに話し、仲間の話も聞くこともでき、「悩んでいることは同じだな」、「スッキリした」、「また会って話がしたい」と、話すことの大事さをみなが実感しました。1日目夜の交流会では、チーム対抗のゲーム大会で盛り上がり、あいおいAチームが優勝しました。
 2日間の日程はあっという間に過ぎ、最後の全体会では、5人の代表が分散会の報告。「不安や不満が共通ということがわかった。また参加したいと思った」、「自分の眼を開く機会になった」、「他社の方々との輪をもっと広げたい」、「せっかくある組合だからつかわなければもったいない」、「ちっともよくならないと思う職場だが、全損保としての少しの一歩、でも勇気ある一歩をしるしたい」など、思い思いに、この集会から得たこと、考えたことが述べられました。
 最後に、広島地協塚本さんが「ミニ集会をやろうという声もあがりました。各地で仲間がつながりましょう」と行動提起。大きな拍手の中で交流集会は終了しました。

〈参加者の感想〉
吉田委員長の講演では、現在、世界では何が起きているのか、損保業界ではどのようなことが問題になっているのか、写真や映画の話題なども絡めながら分かりやすく話してもらえ、内容の濃い時間だった。会社にいる限り、自ら時間をとって勉強をしないと、今日のような内容の問題を知る事もできないだろうし、現状ではそのような余裕はない。だから、組合として時間を作り、皆と一緒に認識する事で、より理解も深くなると思う。貴重な時間でした。

初めて「博多にわか」を知りました。お題について、瞬時に対応できる“笑い”に感心しました。松崎さんの人柄もにじみでるような、いい時間でした。

(博多にわかでは)即興でおもしろい事を言う・・・、この難しい事ができるのは、頭の回転が速いなぁと感心しました。言葉の大切さ、重要さも知る事ができて良かったです。こういった話を職場でもできたりすると、職場が明るくなると思いました。

他社の方の話を聴く機会はなかなかないので、とても貴重な時間でした。皆さん、同じような不満や不安を持っていて、愚痴を聞いてもらったり、ストレス解消になりました。交流会もゲームを企画していただいて、盛り上がることができて楽しかったです。またこういう機会があれば、ぜひ参加したいと思いました。

組合のこのような集会に参加するのは初めてだったのですが、重い雰囲気ではなく、ざっくばらんな意見が交換できて良かったです。
日常の業界の中で感じている事を「愚痴」レベルではなく、「意見」として他社の人も含めて伝えられることは、そうない機会であり、このような機会は、もっともっとあるべきで、また参加したいと思いました。

一言で言うと、「リフレッシュした」と言うことでしょうか。別の職場や他社の方との交流が皆無なので、日頃の思いを共有・共感することができて、とても有意義でした。6年ぶりだそうですが、2〜3年のサイクルでできるとイイですね。



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