70労組・団体が 東京海上日動前に結集
金融共闘統一行動に1200人

東京海上日動前にひるがえる黄色いハンカチ
東京海上日動前にひるがえる
黄色いハンカチ

4月17日、金融共闘統一行動(国民生活破壊の金融政策をやめさせ地域経済と暮らしを守る4・17統一行動、第23回金融3争議共同行動)が行われました。当日は、国公労連などを中心とした財務・金融統一行動も同日開催となり、抗議行動や財務省前行動など、共同のとりくみとなりました。春闘の総行動の一環として、千代田区、中央区の春闘共闘の仲間もかけつけました。のべ1200人が参加しました。
行動は、早朝の財務省前、東京海上日動本社周辺などの宣伝行動からスタート。その後、意思統一集会(すみだ産業会館)を行い、AIGスター生命本社前へ移動。嘱託社員雇止め・解雇事件の解決決断を求めて、抗議要請行動を行いました。

東京海上日動前、参加者全員で待機行動
東京海上日動前、参加者全員で待機行動
数多くの地域、産業から労働者が結集した東京海上日動本社前行動
会場満杯の参加者 意思統一集会
会場満杯の参加者 意思統一集会
  11時過ぎから、東京海上日動本社前の行動を開始。財務金融共同行動・金融共闘両代表の主催者あいさつなどを行ったのち、財務・金融共同行動、統一行動実行委員会、参加労組・団体連名の要請書を提出。回答を求め、待機行動に入りました。
 
記念すべき100人目のあいさつ 千代田区労連の香取議長
記念すべき100人目のあいさつ 
千代田区労連の香取議長
12時過ぎには財務省前行動を行い、金融共闘を代表して吉田議長(全損保委員長)があいさつ、日動外勤支部佐藤委員長も決意表明を行いました。
  その間も、東京海上日動本社前の要請待機行動は続きました。統一行動には、全国から金融労働者が参加。さらに、午前中は、財務金融共同行動の仲間、午後は、千代田区、中央区の春闘共闘の仲間、合わせて計70労組・団体が、この行動に参加しました。2月からカウントしたリレートークも100人を突破、全国各地の、また、多様な労働組合・団体を代表した方々がマイクを握り、東京海上日動の暴挙を糾弾、解決を要請しています。


金融庁に要請 「会社への連絡は行う」
財務省前行動 財務金融共同行動の仲間とともにシュプレヒコール
財務省前行動 
財務金融共同行動の仲間とともにシュプレヒコール
金融庁要請行動
金融庁要請行動
  金融庁要請行動では、「金融危機を引き起こした米国型規制緩和路線の批判・分析を行い、金融各業態が国民・利用者に対する社会的役割を果たすよう、金融政策の見直しを図ること」などの事項と合わせ、東京海上日動火災への争議解決の指導を求めました。対応した担当官は、労使紛争への介入はできないという立場を強調しながらも、要請があったことは会社に伝えていると応対しました。
  最後に、財務省前で、当日の総括と報告の行動を行い、争議解決を決断しない経営者への怒りを込めてシュプレヒコール。今後のたたかいの意思を固めあい、統一行動は終了しました。


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