この歩みを明日につなげて
結成60周年レセプションを開催

第4代委員長磯野さんの発声で元気よく乾杯 歓談
第4代委員長磯野さんの発声で元気よく乾杯 歓談

司会の木本副委員長と中村さん
司会の木本副委員長と中村さん

 9月25日、第66回全国大会終了後、東京都新宿区の日本青年館で、全損保結成60周年記念レセプションが開催されました。中執、大会参加者、歴代二役、この10年の役員(常任、中執)OB、友好労組の仲間、春闘共闘や弁護士など御来賓も含め、190名の参加がありました。
 全損保は、1949年11月に、損保従連を前身に、産業別単一組織として結成されました。今年、その結成から60周年を迎え、その記念にレセプションが行われたものです。このレセプションは、それまでの50年を引き継ぎ、激動の中でも歩みを止めなかったこの「10年間」にスポットをあて、「その歩みを、明日につなげていく」場として、開催されたものです。司会は、全損保中央執行副委員長 木本真幸さん、女性のつどい実行委員会中村直美さんがつとめました。


ファンファーレ、友好労組の仲間の琉球舞踊でオープニング
 
松平晃さんのファンファーレ   大同労組知名朝美さんの琉球舞踊「四つ竹」

 レセプションは、労働者トランペッター松平晃さんのファンファーレ、友好労組である大同労組の知名朝美さんの琉球舞踊「四つ竹」で幕を開けました。吉田委員長が主催者を代表してあいさつし、60年の歴史と伝統を紡いだ諸先輩の努力に敬意を表し、全損保労働運動を支えてくれたすべての関係者に心から感謝の念を述べました。また、このレセプションは、「特に、結成50周年以降の激動の10年にスポットをあて、その歩みの値打ちを、お集まりのみなさんとともに再発見し、この組合があるということにあらためて確信を持って、明日のたたかいにつなげていこうという思いで開催した」と伝え、「いろいろな顔で、この全損保を語り合っていただきたい」と呼びかけました。
 その後、来賓を代表して、国民春闘共闘委員会代表幹事・全国労働組合総連合議長 大黒作治さんのごあいさつ、結成当時から組合員だった全損保第4代中央執行委員長 磯野静雄さんの発声で元気よく乾杯したあとは、なごやかに歓談がすすみました。

春闘共闘代表幹事、
全労連議長大黒さん
損保料率算出機構労組の皆さん
大同労組の皆さん


DVD「歩み、とめずに」を上映 歴代委員長を紹介

歴代委員長の紹介
歴代委員長の紹介。向かって左から、第4代(68‐71年度)磯野静雄さん(日産)、第5代(72‐75年度)土田高三郎さん(大正)、第6代(76‐79年度)高橋順雄さん(日産)、第8代(82‐83年度)野村英隆さん(日火)、第9代(84‐88年度)小西勝男さん(千代田)、第10代(89‐96年度) 金山幸晴さん(日産)、第11代(97‐01年度)瀧徹次さん(日火)、第12代(02‐03年度)加藤寛さん(日産)

 しばしの歓談の後、この10年間の歩みを中心に記録をまとめたDVD「歩み、とめずに」が上映され、引き続き、歴代委員長が登壇、紹介され、代表して第10代委員長瀧徹次さんがあいさつしました。瀧さんは、サマージャンボリー、女性のつどい、日動外勤のたたかいに触れ、「こんなたたかいが継続できるのも全損保があったからこそだと思う」、「これからも全損保ここにありという主張を掲げて、雄々しく、たくましくたたかいを継続してほしい」と述べました。長年の友好労組である大同火災労働組合、損保料率算出機構労働組合を代表して、それぞれ、宮里委員長、小池委員長から、友情を育んだ歴史を振り返り、友好と連帯のあいさつをいただきました。



明日につないで エンディング
この10年、みなでとりくんだたたかいをふりかえって
この10年、みなでとりくんだたたかいをふりかえって

日動外勤の仲間 あいさうする牛久保弁護士
日動外勤の仲間 あいさうする牛久保弁護士

 歓談中は、「BGV」として、この数年間のとりくみの写真がモニターテレビに流され、話の輪が広がりました。また、大同労組からはお祝いの古酒が届けられ、参加者は皆で堪能しました。
 いよいよ時間も押し迫ると、この10年間に生まれ、全損保全体でとりくんだたたかい―ACEのたたかい、第一のたたかい、TISのたたかい、R&Sのたたかい―の当事者が登壇し、代表して、元ACE支部委員長青塚さんがあいさつ。入れ替わり、いま、たたかいをすすめている日動外勤の仲間が、顧問弁護団とともに登壇すると大きな拍手がわきました。顧問弁護団を代表して牛久保弁護士があいさつし、当事者を代表して日動外勤支部佐藤委員長が決意表明を行いました。  最後に、主催者ならびに現役役員を代表して浦上書記長があいさつ。自らの全損保への思いを語り、意気高くレセプションは締めくくられました。
 全損保は、このレセプションも力に、また、1日、1日、歩みを続けていきます。

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