各地の“つどい”の経験を意見交換
今年度も協力して“つどい”を開催します
全国女性交流集会を開催

笑顔いっぱいの交流集会
笑顔いっぱいの交流集会


 12月11日(土)〜12日(日)、京都(京都府中小企業会館)で、全国から18名が参加して「全国女性交流集会」を開催しました。今年で7回目となるこの会議は、各地域における女性の活動を活性化さ、とりくみや職場の問題を交流することを目的に、今年度の“女性のつどい”の開催に向けて、実行委員会の参考になるよう講演やグループ討議、手作り体験なども行いました。

市販の薬を手に説明する川添先生 川添先生!に質問
市販の薬を手に説明する川添先生

川添先生!に質問

 1日目の講演は、川添禎浩さん(京都府立大学大学院:食環境安全性学准教授)をお招きし、「薬とサプリメントはどう違うの? −安全性の視点から−」と題する講演を受けました。
 川添先生の専門である薬の歴史、薬と毒の関係、薬との付き合い方について、ていねいに説明され、「薬が生まれた歴史的な経過からも薬と毒は表裏一体であり、薬の服用方法や市販されている薬の基本的な性質を知っておく必要がある」と、普段何気なく使っている薬の効用と怖さについて語られました。その上で、現在女性に人気のあるサプリメントについて、研究してきた内容についてふれられ、「サプリメントの効能や危険性は研究が進んでおらず、服用の仕方によっては体に悪影響を与えることもある。できれば果物など自然の食品から栄養素を摂取することを勧めるが、サプリメントを使用する場合は、自分の体にあったものを見つけて適正に服用しなければならない」とし、薬とサプリメント、食品とうまく付き合うことが健康を守ることになると説明しました。
 参加者からは、「普段気にせず飲んでいた薬のことを聞き、これからはきちんと内容を調べて服用するようにしたい」など、普段聞けない講演を聞き、自らの健康を考える良い機会になりました。


和気あいあいと意見交換
和気あいあいと意見交換

 その後、2班に分かれてグループ討議を行い、講演の感想、各々が携わった“女性につどい”についてなど、職場の実態も交えて時間が足りなくなるほど、熱心に意見交換が行われました。
 全体会では、参加者から「講演もグループ討議も勉強になり、楽しかった。こういう機会があることを全国のみんなに知ってもらいたい。私の地域でも“つどい”を開催したいと思った」と感想が出されました。
 まとめに立った全損保婦人部の中島さんが「損保の職場は本当に大変になっており、分からないことを聞けないオーラが出ていて、元気が無くなっている。だから、今日のように集まって、話し合うことが大切。みんなが情報を共有して、今年度も女性のつどいを成功させよう」と訴え、短い時間のなかでもみんなで話し合うことの大切さを実感する場となりました。


みんな真剣に和菓子作りに挑戦
みんな真剣に和菓子作りに挑戦
 2日目は、“つどい”の参考になるように企画された「和菓子作り体験」を行い、先生の指導のもと、真剣に和菓子作りに挑戦しました。
 この会議の経験をもとに、これから各地で女性のつどい実行委員会が立ちあがり、検討が始まります。決まったことは適宜お知らせしますので、みなさんもぜひ参加してください。
 ちなみに、東京での女性の集いは、2011年6月11日(土)に開催することがすでに決まっています。





感  想
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
講演はすごく気になる話だったので、もう少し聞きたかった。でも、聞いた話の中で今後の薬の買い方、薬の飲み方に注意していこうと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今回のような講演は普段聞くことがないので、すごくありがたいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あっという間の時間でした。とても和やかにリラックスして過ごせました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
話せて良かったです。やはりみんな仲間ですよね。2011年の女性のつどいのネタ集めになりました。参考にします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
全国で女性のつどいを開催するという話の中で、みなさん本当に仲間のことを考えているんだなあとあらためて思いました。地域で開催されることがあれば、がんばります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

このページのTOPへ