『一人一言』運動の成果と到達点を土台に、
働く者の実態と声を広げる運動が始まりました

秋のたたかいスタート
全国10ヵ所で196名が集まり、本部オルグを開催


荒木書記長の提起を熱心に聞く参加者(東京)
荒木書記長の提起を熱心に聞く参加者(東京)

 全損保では、2013年秋のたたかいスタートにあたって、10月16日〜11月20日にかけて本部オルグを行いました。東京、大阪の各地協に加え、札幌、横浜、大宮、名古屋、広島、高松、松山、福岡の各地協連絡会・地区協で開催され、196名が参加しました。

 オルグでは、本部常任中執メンバーがとりまく情勢と全損保秋のたたかいの運動方針を中心に、『一人一言』運動の到達点と職場の状況を明らかにしながら、職場討議資料も使って提起しました。地協からは、具体的な運動・行動が説明され、意思統一をはかりました。オルグは、『一人一言』や各種アンケート・調査に書かれた声を土台に、可能な限り参加者が意見交換できるよう工夫しておこない、職場実態や課題についても交流しました。そのうえで、地域で組合員が集まることの大切さを確認しあい、今後のとりくみについても論議され、同じ損保で働く仲間が地域で集まる場を可能な限り設定して、運動を前進させていくことが確認されました。

 参加者は、相互に意見交換するなかで、企業規模の違いはあっても、どこの会社でも職場の状況やそこで働く仲間が感じている不安が共通であることを共有しました。その状況を改善していくためにも、企業や職場の違いを越え、集まって、自由に語り合うことの大切さなどの意見、感想が寄せられ、秋のたたかいは意気高くスタートしています。


松山地区協 横浜地協連絡会
松山地区協

横浜地協連絡会

名古屋地協連絡会 高松地協連絡会
名古屋地協連絡会

高松地協連絡会

広島地協連絡会 福岡地協連絡会
広島地協連絡会

福岡地協連絡会



本部オルグで寄せられた感想から
初めて参加させていただきましたが、オルガナイザーの説明がわかり易く、とても勉強になりました。組合員として、自分に今何ができるのかということを深く考えさせられた1日でした。また今後も、ぜひ参加させていただいて、今以上に組合活動に積極的に参加したいとおもいました。
会社で閉じ込められて感じる閉塞感をオルグに参加して解消できました。TPP、原発、憲法改正、消費税増税など、暗いことが多い世の中ですが、働くものの視点を大切にして、市民目線の運動をすすめていきたいと思います。
今日まで自分の働いている会社の中の環境のみを見ていたんだと実感しました。経済や損保業界の流れ、他社の労働状況を聞いて、恵まれた環境で今働いていると思いました。今後に対して、危機感や不安を大きく持つ良い機会になりました。少なくとも現状維持ができて、損保全体の流れに流されないよう、声を上げていけたらいいと思いました。
他社のいろいろな話を聞けて良かったです。私たち損保は本当の意味で補償を売るべきだと思います。補償が正しくあれば、お客さまからの保険料も預けてもらえると思う。みなさんにはいろいろな不安や悩みがある。私だけではないので、みなさんとの話し合いの中で取り除けたらと思います。
今回初めて参加して他の方々の話を聞けて良かったです。何かあった時のお守りである保険が、損害率が上がり、お客さまに対しても規制がかかり???と思うことがあります。他の方々もいろいろ思いながら仕事をしていると分かり、もっとみんなでがんばっていけたらいいと思います。
私たちをとりまく情勢を改めて知ることができました。普段、新聞・報道で知っていたことも、それが私たちの環境にどう影響するのかについて、理解を深めることができました。「損保の社会的役割」という言葉について、確かに耳にしなくなった言葉だと実感しました。収益改善を求めるあまり、効率化を追求しすぎていると感じました。会社が効率化を求め、苦しい情勢ですが、組合の力を結集すれば、組合員の生活を守れると思いますので、今後も組合活動に取り組むよう心がけます。






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