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6・21 外勤部学習会を開催 −32名が参加− 外勤・直販社員として働くとは? 誇りと働きがいを取り戻そう |
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6月21日(土)、全損保外勤部は、「外勤・直販社員として働くとは? 誇りと働きがいを取り戻そう」をテーマに、学習会を開催し、各外勤関連支部から32人が参加しました。
「時間」では、1日24時間のサイクルを例にあげ、「私たちは、24時間という限られたなかで『休む=メンテナンス』、『仕事=収入を得る』、『家事』、『ゆとり=自由』という時間を使っているが、そのなかでも『ゆとり』の時間が大切」、「生活にゆとりがあれば、『自分らしく生きる』条件が広がる」とし、豊かに生きるための「ゆとり」の重要性を強調しました。
「お金」については、「所得」から「生活費」を差し引いて、「ゆとり=プチ贅沢」の必要性を説明しました。そのうえで、休日を加味した「労働時間」と、得られる「所得」の関係が労働条件であり、「労働条件が良くなれば良くなるほど『生活の質=自分事の質』は高くなる」とし、「生活の質と労働条件は連動しているから労働条件にこだわることが大事」、「他人任せにできるものではなく、だから労働条件は自分事」と説明し、「改善の交渉ができる労働組合は自分事だと考えてほしい」と強調しました。 そして、「勤労者の団結する権利及び団体交渉その他の団体行動をする権利は、これを保障する」(労働三権)と書かれた憲法第28条を紹介し、「選べる立場」である使用者の力に対し、「人権=自分が自分らしく生きるための権利の保障」を擁護する憲法をフル活用して労使対等に近づけ、人間らしく働ける労働条件を勝ちとるための労働組合への積極的な参加を訴えました。 最後に「いま、自己責任論がまかり通り誰にも依存しないことが一人前と言われる風潮がありますが、ケアが無ければ孤独になります。人間は孤独が一番つらいことです。労働組合はケアし合える職場をつくるための大きな役割を持っています。自分の時間とお金を使う労働組合の活動ですが、『自分事』だという意識を持ち、他人とケアし合うことの大切さを大事に、自分らしく生きてもらいたいと思います」と参加者に訴えました。 講演を受けておこなわれた分散会では、損保の現状や経営政策の歪み、会社合併への不安、募集にあたっての問題意識などについて活発に意見交換がおこなわれ、問題認識を共有しました。そのうえで、課題に違いはあるものの、外勤・直販社員に対し、各社とも会社施策・収益への貢献を強く求めていることが明らかになりました。そして、外勤・直販制度の良さを認識しあい、同じ募集者であり、同じ全損保の組合員であることを共通項として労働組合の場で話し合うことの大切さを確認しあいました。
その後、各分散会論議の報告の後、中嶋外勤部長が「講演と分散会での意見交換によって、外勤として問題意識は共通であることが認識し合えた。現実に募集活動をしているなかで生じている課題も多くなっている。そうしたなかでも、同じ募集という仕事をしている仲間が、会社の違いをこえて集まり、意見・情報交換をしていくことの大切さも認識しあえた。今後も、同じ立場で集まれる全損保外勤部へ結集して、外勤・直販制度を守っていこう」と会議のまとめをおこない、終了しました。
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