リモートで地方組合員も参加し秋の本部オルグ開催

企業や職場をこえて
「集まって語り合う」ことの大切さを
あらためて確認

会場とオンラインで43人が参加した
会場とオンラインで43人が参加した


 全損保では、秋の本部オルグを11月19日東京で開催しました。昨年に続いて地方の組合員にもリモートで視聴することを呼びかけ、会場に8支部・独立分会から23人、オンラインにも8支部・独立分会から20人の合計43人が参加しました。

 オルグでは、浦上委員長が職場討議資料を使い、戦争、政治や経済がもたらす国民・労働者への被害を説明したうえで、そのもとですすめられる損保での「収益力の強化」をめざした各社政策が職場にもたらす歪みや矛盾などの問題点を明らかにしました。そのうえで、そうした政策、自社利益を優先し消費者を軽視する姿勢、長年の商慣習などがもたらした一連の不祥事によって損保の信頼が損なわれ、消費者から損害保険に対し厳しい目が向けられていると指摘しました。
 この不祥事に対し金融庁が保険業法の一部改正、「保険会社向けの総合的な監督指針」の一部見直しをおこない、「損保のあり方を変えることを求めている」と説明し、「こうした一連の対応が、損保が本来持っている補償機能の発揮という社会的役割を取り戻すことにつながっていくのかは不透明」と問題意識を述べました。そのうえで、「産業のあり方とともに、私たちの働き方や業務内容にも大きく影響していくことが想定されている。だからこそ、この産業や企業に働き、疑問や不安、思いや要求をもった人が声をあげ、労働組合がその声を大事にしてとりくみをすすめていくことが求められる」と強調しました。
 運動方針の提起では、「全損保らしさをいかし、働く仲間の声と思いにたって運動をすすめよう」をスローガンとした秋のたたかいの骨格と具体的なとりくみ、地域で組合員が集まり語り合うことの大切さについて確認し合い、とりくみへの意思統一をはかりました。
 最後に、前年度に引続き「地域組合員との意見交換会」の継続と「西日本のつどい」の開催などにふれたうえで、「同じ地域で、同じ仕事をする仲間同士がつながることで全損保の運動を広げていこう」と呼びかけました。

 オルグを受けての質疑では、好調な業績ななかですすめられる退職勧奨などについて報告があり、同じ損保に働く仲間として実態を共有し合いました。そして、「集まり語り合う」ことの大切さを忘れずに運動を前進させる努力を続けてきた昨年度を振り返り、今年度も損保で働く仲間が地域で集まる場を可能な限り設定していくために、同じ地域に働く組合員同士が連絡を取り合って具体的なとりくみにつなげていくことを確認し合いました。

 地域の仲間が、会社政策や職場実態、抱える課題などを出しあい共有し合うなど、全損保秋のたたかいは意気高くスタートしています。


本部オルグで寄せられた感想から
日々目の前の業務に追われてしまい、組合員同士、従業員同士のつながりが薄くなっています。そうすると組合員の不満や不安の声が聞こえなくなり、労働組合の存在意義が薄れていくことを感じていました。全国の支店や部署も減り、団結感も無くなっています。そうしたなかで、集まって語り合うことの重要性をあらためて認識できました。組合としてどんな活動をしていくのか考えてとりくんでいきたいです。
物価の上昇に賃上げが追いついていない現状、右傾化した政治、効率化ばかりが先立つ損保経営がはっきりと示されていました。黙っていると悪くなり続けることは明らかなので、声をあげ続けることの大切さを改めて感じました。
今の情勢や損保の統合について、非常に分かりやすく理解することができました。WEB化には利点もありますが、やはり「直接会って対話すること」は、何ものにも代えがたい価値があると改めて実感しました。
各社、さまざまな問題があり容易に改善できなくて組合員が健全な生活を送ることがどれだけ難しいのかと感じました。自社も人員不足の問題があるので仲間を守れる活動が必要だと感じました。



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